小さな家族のこと
こんな小さい頃が、ついこの間のようでかわいい
ごはんを食べない、チュールも大好物のクリスピー
さえも残すこの頃・・
その割には、元気で少し安心するものの
いつかやってくるエンジェルタイムを考える
家族のベッドの枕元に木製の丸椅子がある
その上に乗って、ベッドにもぐりこもうと
しばし考える姿をたまたま見かけ 目が合うと
「見つかった!」とばかりにフリーズする
どうぞねんねしてと声を掛けても ニャンの
自尊心が許さないのか一度リビングにやってくる
おやつもせがまない・・昨年お医者に行ったときに
年齢も年齢だから検査して調べれば、何かしらの病気が
見つかるかもしれないけれど、好物のおやつも食べなく
なったら 覚悟も必要というようなことを言われた
元ノラで、なかなか懐かずに、居場所はタンスの上だった
ここ数年は誰にでも甘えるようになって、撫でてと催促
いつの日か確実にいなくなる日のことを思うと涙が
こぼれそうなるから 考えないようにしても
抱くと痩せて、少しづつ軽くなっていく現実に引き戻される
小さな家族は、この子が最後 責任を持って、一緒に
過ごせる時間は、わたしにも足りないから
それまでは、できる限りニャンの気が済むまで甘えさせよう