雨が止まない そのぶん涼しいのは助かる
午後から家族のワクチン接種に、かかりつけ医へ
受付順に番号が振られた椅子に座って待つ
隣り合わせた年配の女性が言葉を交わしている
82歳ですと聞こえてきた こちらも娘さん同伴
80代でもしっかりしているなと思っていたら
その娘さんと何かをきっかけに会話
「わたしが付き添っている家族は88歳ですが認知症なんです
お母さま82歳と聞こえてきましたが、お元気でいいですね」
すると「家の母親も認知症なんですよ」と。。隣の芝生は青い
2回目の接種の間に、また薬をもらいに来院するのが大変なので
少し早いけれど診察を受けて薬をもらうことにした
今度は、そこで家族とその方のお母さんが隣り合わせ喋り始めた
会話は至ってまともで普通の会話でどちらも認知症とは思えず
娘同士顔を見合わせて苦笑い、話をして「うんうん、そうそう」
なんだか気持ちがわかる人と話ができて嬉しかった
先にそちらの母娘さんが診察を終え 会釈を交わして別れた
その場にいた女性の方に「同居されているのですか」と聞かれ答えた
その女性も介護の経験がありそう 会計に呼ばれてそのまま別れた
調剤薬局で、先ほどの母娘さんとまたお会いして「もう注射したこと
忘れてます」と娘さんが言って笑い2度目の会釈をして先に帰られた
ほんの数分だけのうんうん、そうそうの会話で肩の力抜けた。。
介護家族の語り合いの場への参加を勧められたことがあったけれど
こういうことなのだろうな。。家族はワクチン接種も病院に行った
こともスッポリ忘れて、副反応の心配もなさそう