プラゴミと資源ごみを抱えて集積所へ
日差しは、じりじりと夏の暑さ
通り抜ける風は秋風
訪問看護師さんが来る日
あちこちボロボロのアコーディオン門扉の
機嫌を損ねないように、できるだけ静かに開ける
暑い暑いとぐだぐだ言っている自分
偽善と言われようと、誰かのために走る人
人のために何かをできる人は、お金に余裕がある人だ
心のどこかでそう思ってた
自分が困難な時でも人のために何かができる
他人ではないけれど、賢者の贈り物のようだ
どんな時でも人を思いやれる人が、いちばん強い
してあげるのではなく、したいからやる
自分のことだけに精いっぱいの偽善者は、わたしだな