今朝も冷えた、外水道の蛇口は早目に凍結防止とメモ
10月に父とのコーヒーの想い出を書いたけれど、それ以前に
コーヒーとの『この場合は珈琲の方が相応しいかもしれない』
忘れられない想い出がある 学生時代は、家の商売の手伝いや
クリスマスケーキ販売のアルバイト経験はあった
当時のケーキと言えば砂糖が溶けずにジャリジャリと口内に残る
バタークリームかチョコレートケーキが主流だったな。。懐かしい
学校卒業後に初めて働いたのが、業務用の卸問屋の事務職
交通の便が悪くて、市内でもとても遠い場所だった
出勤すると珈琲を焙煎する香りが漂っている・・最初はいい匂い
毎日長時間その中にいると頭痛に悩んだ記憶がある
朝は戦争で、契約している店舗から注文が入り、各営業担当が
店ごとに商品を保管場所から箱に入れる メインの珈琲を始め
業務用のマヨネーズ、ケチャップ、ソース、カレーにシチュー
冷凍のカニクリームコロッケetc・・
その店のオリジナルだと思っていたメニューはこうして作られて
いたのだと初めて知ったのもこの頃 営業が配達に出た後の注文は
事務員の仕事、大きな円柱型のボックスから珈琲豆を取り出して量る
店ごとに豆の種類やブレンド量、ロースト加減、挽く荒さの注文が
違うため慎重に作業をした・・営業が戻り、一段落したところで
珈琲豆を挽いて珈琲を淹れて全員でひとときの休憩
毎日、豆は違っていたしドリップにも拘っていたので間違いなく
美味しい珈琲だったはずなのに、そうも感じず味も覚えていない。。
たぶん、香りだけで充分に珈琲を味わっていたからだと思う
勿体ないことをしたけれど、それ以来コーヒーはブラックになった