神さまに見えた
今日も暑い・・
母の薬が3日で無くなるので、午前中に病院へ
調剤薬局で薬を一包化してもらい会計を済ませて
近くのタクシー会社に電話を掛けたら、予約で一杯とのこと
薬局の中で待っているように言ったのに出てきてしまった母
陽射しを遮るものは何もなくて、じりじりと焼けるように
照りつける太陽の下でタクシーを探す
昨日から腰が痛いと言う母は、立っていることができなくて
両ひざに手のひらを当てながら不安定な姿勢
反対車線には空車か乗車中なのかはわからないけれど
数台のタクシーが通り過ぎて行った
恰好など気にしていられない、濡れたハンカチを頭の上に乗せて
道路脇に立ちタクシーを待った
どうしよう、やだ、泣きたい、もう泣きたい。。
言う事を聞いてくれない母を連れ、薬局で買い求めた経口補水液を持ち
炎天下でいつ来るかわからないタクシーを待つ
1台のタクシーが向かってきた。あきらかにわたしに向かって
手をあげて、少しでも日陰になる木の下にいる母の手を引きに行く
近くまで来て、ドアを開けてくれたドライバーが神さまに見えた
向かい側から見かけて、Uターンして戻って来てくれたそうだ
ありがとう、運転手さん
家から車で10分もかからない距離
それでも母を連れて行動することに限界を感じる・・
とりあえず、今日は無事に済んだから良かった