安心の裏側
雨上がりから青空が広がったけれど湿度の高い朝
門柱の上にもラティスの上にも、まんまちゃんの姿は見えず
ゴミを出しに行く時に、屋根上の出窓出っ張り下で
寝そべるまんまちゃんを発見、道路から「にゃ~」と声をかけた
帰り道で起き上がって、ちょこんと座ったまま、こちらを見ている
まんまちゃんから「にゃ~ん」と返事
声に出さずに、歩きながらおいでおいでと手招き
まんまちゃんが追いかけてきたので、玄関前でごはん
わが家に通うようになる前は、別の家に居るのを見かけていた
まんまちゃんと出会って、もう5年以上になるけれど違う猫?
捨てられたノラだとして、空地も少ない住宅街で長生きはできるの?
都度、いろいろな思いが入り混じる
ごはんの場所は、ご近所から丸見えでまんまちゃんの姿も見られている
もし、まんまちゃんが何かしらの迷惑をかけるようなことをしたら
苦情が来るのではないかしらと不安になったりもする
実際、ごはんを与えるだけの人は動物虐待と同じと聞いてから
罪悪感を持っているからなのだけれど・・
5日ぶりに姿を見て、安心した反面、覚悟ができていない自分の弱さや
責任感のなさに申し訳なさを感じる