小雨の朝、祝日でもゴミ収集は通常通り
まんまちゃん、もう待っていた
昨日、食べていないからお腹が空いたんだね
食べ終わってもやっぱり動かずに玄関を見ている
それを玄関ドア飾りガラスの内側から見ていた
玄関を開けて、まんまちゃんを抱き上げて家の中に
入れたい衝動に駆られたけれど抑えた
小さな小さな雨粒の下でジッと見つめる目と
ちいさな体がいじらしくて・・
友だちから電話が来て、祝日はお休みにしているのに看護師が来て
その後従姉が来て、近所の人がお裾分けを持ってきてくれた
普段は静かな暮らしなのに、偶然にも重なる
何でも背負い込んでしまう友だち、横の連絡が密で無い訪問看護師
いつも淋しい従姉に世話好きなご近所さんとひとりが好きなわたし
ひとりがよくても、太く短くも細く長くも何かしら誰かと繋がっている
人はひとりでは生きてはいけないから、ひとりではないんだね